フランスに留学する
フランス留学の準備
フランスの高等教育機関
仕組みと種類
1.総合大学
Licence(学士課程)= 3年間
Master(修士課程)= 2年間
Doctorat(博士課程)= 通常3年間
様々な分野で研究者の育成に力を注いでいるほか、現代社会のニーズに応えて職業的目的に沿った実践的な専門知識・技能の習得を目的としたプログラムも充実させ、卒業後すぐにプロとして活躍できる人材の育成にも貢献しています。学生の約15%を留学生が占めています。
2. Grandes Ecoles
(グランゼコール)
フランス独自のシステムで、国立のものと私立のものがあります。
政治・行政、経営のほかに、科学・工学、農学、獣医学などといった様々な分野で、総合的かつ専門的な教育を提供し、高レベルの技術者や経営者など産業界を担う人材や、各分野での高度な専門家を養成しています。
国際的にも通用する学位や専門性の高い資格を取得することも可能で、卒業生は就職市場においても需要が高く、世界的にも高い評価を受けています。
入学するためには、一般にバカロレア取得後2年間の準備コース(classes preparatoires)を経て、さらに難度の高い選抜試験に合格しなければなりません。
中にはバカロレア取得時点で選抜を行い、準備期間を含む5年間の総合一貫教育を行う工学系グランゼコールもあります。
留学生のために試験と書類審査による特別入学制度もあり、申請者のレベルに応じて編入課程が決定され、それに応じて留学期間(2〜5年間)が決まってきます。
また経歴次第では書類審査のみで受け入れられることもあります。書類審査においては、学歴のほか職歴も考慮の対象となります。
3. その他の高等教育機関
美術、建築、音楽、映像、舞踊、ジャーナリズム、医療隣接分野など多種多様な分野において、高度で専門的な職業教育を受けられる高等教育機関があり、国立、私立、商工会議所系(consulaires)の多くの教育機関が、各分野で活躍できる人材を養成しています。
希望者を多数受け入れる学校から、非常に厳しい選抜基準を設けている学校まで、規模もレベルも様々です。
入学に必要な条件
入学に必要な学位や書類
フランスの高等教育機関への入学には、原則としてバカロレア(大学入学資格)か同等の資格が必要です。日本人の場合、高校の卒業証明書に加えて大学合格証明もしくは在籍証明書が必要となる場合が多くなっています。
語学学校や一部の機関では特にバカロレア取得レベルを問わないこともあります。
フランスの学位や資格と他の国のそれとの間に公式な対等性は存在しません。応募者の受け入れは各教育機関が判断します。
多くの場合、応募者の学歴や職歴、今までの成績証明書、
フランス語学力 などを基準にして応募者を受け入れるかどうかを決定します。選抜試験や面接を行う機関もあるので、必ず学校に直接連絡をして確認をとりましょう。
翻訳査証について
教育機関や公的機関に提出する書類は、多くの場合フランス語の法定翻訳を受ける必要があります。法定翻訳を受けるためには、在日フランス大使館に指定された翻訳会社で翻訳をしてもらい、大使館に提出して査証を受けなければなりません。翻訳が必要な書類や指定翻訳会社のリストなどの詳細についてはフランス大使館のホームページをご覧ください。
学費について
フランスの大学のほとんどが国立です。教育の質を維持するために国家予算の20%以上もを教育分野に費やしているので、学生一人ひとりが払うのは、国公立の教育機関の場合、年間300〜600ユーロ程度の登録料のみ。
ただし、私立の教育機関は種類やコースによって大きな開きがあるので、学校に問い合わせましょう。